Discover AS/400

AS/400に関する覚書

AS/400のオブジェクトをメールで送信し別のAS/400へ復元する方法(FTP)

■FTP

FTPとはTCP/IPプロトコルのファイル転送でサーバーとクライアントで通信を行います。
AS/400はサーバー・クライアントの両方の機能を持っています。
ここでは、ASでFTPサーバーの設定が完了して、FTPサーバーが開始されていることを前提として説明しています。

■保存方法

まずAS/400側で保管する手順です。

1)AS/400側でSAVFを作成します。
2)SAVOBJ(SAVLIB)コマンドでSAVFに保管します。
  例にはありませんが、相手のターゲットリリースが低い場合にはここで指定します。
> CRTSAVF QGPL/SAVF1
ライブラリー QGPL にファイル SAVF1 が作成された。
> SAVLIB LIB(XYZLIB) DEV(*SAVF) SAVF(QGPL/SAVF1) DTACPR(*YES)
203 個のオブジェクトがライブラリー XYZLIB から保管された。


3)クライアントPCのコマンドプロンプトでFTP(binモード)でPCへ受信。
C:\>FTP 192.168.1.1
Connected to 192.168.1.1.
220-QTCP AT S1234567.
220 CONNECTION WILL CLOSE IF IDLE MORE THAN 5 MINUTES.
User (192.168.1.1:(none)): QSECOFR
331 ENTER PASSWORD.
Password:
230 QSECOFR LOGGED ON.
ftp> BIN
200 REPRESENTATION TYPE IS BINARY IMAGE.
ftp> GET QGPL/SAVF1 C:\SAVF1.SAVF
200 PORT SUBCOMMAND REQUEST SUCCESSFUL.
150 RETRIEVING MEMBER SAVF1 IN FILE SAVF1 IN LIBRARY QGPL.
250 FILE TRANSFER COMPLETED SUCCESSFULLY.
ftp: 8064 bytes received in 2.77Seconds 2.91Kbytes/sec.

4)PCにダウンロードされた"C:\SAVF1.SAVF"のファイルをメール送信やPCメディア保存が出来ます。


■復元方法

復元する場合には4)で保存または受信したファイルにて以下の処理を行います。

1)AS/400側にSAVFを作成しておきます。
2)クライアントPCで4)のファイルを任意のフォルダー・ファイル名で保存します。
  ここではC:\SAVF1.SAVFで同名で保存した例です。
3)クライアントPCのコマンドプロンプトでFTP(binモード)でASへ送信。
C:\>FTP 192.168.1.100
Connected to 192.168.1.100.
220-QTCP AT S9876543.
220 CONNECTION WILL CLOSE IF IDLE MORE THAN 5 MINUTES.
User (192.168.1.100:(none)): QSECOFR
331 ENTER PASSWORD.
Password:
230 QSECOFR LOGGED ON.
ftp> BIN
200 REPRESENTATION TYPE IS BINARY IMAGE.
ftp> PUT C:\SAVF1.SAVF QGPL/SAVF1
200 PORT SUBCOMMAND REQUEST SUCCESSFUL.
150 SENDING FILE TO MEMBER SAVF1 IN FILE SAVF1 IN LIBRARY QGPL.
250 FILE TRANSFER COMPLETED SUCCESSFULLY.
ftp: 8064 bytes sent in 2.77Seconds 2.91Kbytes/sec.


4)AS/400側でリストアを行います。
> CRTSAVF QGPL/SAVF1
ライブラリー QGPL にファイル SAVF1 が作成された。
> RSTLIB SAVLIB(XYZLIB) DEV(*SAVF) SAVF(QGPL/SAVF1) RSTLIB(QTEMP)
203 個のオブジェクトを XYZLIB から QTEMP へ復元した。

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