Discover AS/400

AS/400に関する覚書

ネットサーバーAPI

SeriesではあるバージョンからPCのディスクの様に階層化されたデータを扱えることが出来るようになりました。この階層化のファイルシステムをiSeriesではIFSと呼んでいます。

レガシーのプログラミングを行っている場合ではこれを使用することはありませんが、オープン化の広まりによって使用する頻度が増えているのではないでしょうか。

このIFSをWindowsクライアントから共有フォルダーとして見えるようにするiSeries側のサーバー機能をiSeriesネットサーバーと呼びます。

通常、IFSはフォルダーを作成しただけでは、Windowsネットワークでは共有フォルダーとしては見えません。ネットサーバーでの共有設定を行わなければなりません。

こ の設定が厄介なことに、iSeriesアクセスのiSeriesナビゲータからでは設定が出来ずコマンドとして提供されていません。全てのユーザーが iSeriesナビゲータをインストールしているはずがなく、このネットサーバーを設定するためだけにiSeriesナビゲータを導入すると言うのもいか がなものかと思います。
コマンドとしては提供されていませんが、APIでは提供されていると言うことです。

また、このAPIを使用してsmbcmdなるツールを作成された方がいらっしゃいます。

ネットサーバーAPIには以下のような機能があります。

 ・ ファイル・サーバー共用の追加 (QZLSADFS) 
 ・ プリンター・サーバー共用の追加 (QZLSADPS) 
 ・ ファイル・サーバー共用の変更 (QZLSCHFS) 
 ・ プリンター・サーバー共用の変更 (QZLSCHPS) 
 ・ サーバー・ゲストの変更 (QZLSCHSG) 
 ・ サーバー情報の変更 (QZLSSCHSI) 
 ・ サーバー名の変更 (QZLSCHSN) 
 ・ サーバーの終了 (QZLSENDS) 
 ・ サーバー・セッションの終了 (QZLSENSS) 
 ・ サーバー情報のリスト (QZLSLSTI) 
 ・ サーバー情報のオープン・リスト (QZLSOLST) 
 ・ サーバー共用の除去 (QZLSRMS) 
 ・ サーバーの開始 (QZLSSTRS)

ここではQZLSADFS(Add File Server Share API)のみ記述します。

API:QZLSADFSのパラメータ

1 12BYTE-文字(I) 共有名
2 文字 パス名
3 BIN4(I) パス名長さ
4 BIN4(I) パス名CCSID: 0=JOB CCSID使用
5 50BYTE-文字(I) テキスト
6 BIN4(I) パーミッション: 1=Read Only, 2=Read and Write
7 BIN4(I) ユーザーの最大数: 0=NOMAX
8 文字(I/O) エラー

 

◆コマンドラインから ”/”(ルート)を共有する例
   CALL QZLSADFS PARM('ROOT' '/' X'00000001' X'00000000' 'ROOT' X'00000002' X'00000000' X'00000000')

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